東洋医学で検証

図は五行色体表といいます。

東洋医学では自然界と人体を五つに分類し、それぞれが自然と対称的になっていることを証明しております。

五臓六腑という言葉を聞いたことがるとかと思いますが、表にある五臓五腑は六像六腑とも言われ人体の各部位や現象にも深く関与していることも表されています。

 

注目していただきたいのは五志つまり感情です。

この五つに分類された感情はそれぞれの臓腑の病の引き金となります。

 

この感情の「思」は考えたり悩んだりすることを指しており、例えば悩み事が多いと胃が痛くなるとった関係性が成り立ちます。

また、気の状態はそれぞれの生体エネルギーの変化として現われます。

「思」の場合の気の状態は「結ぶ」といってエネルギーがギュッと凝り固まってしまうことを意味しています。

よって「思」が強いと「肉」全身の硬直として現われます。

具体的には肩こりですね。

肩こりの現象を紐解くと、仕事を集中してしなければならない・・・という観念「思」の持ち主だったら、その観念により身体を硬直させるといった具合です。

 

また怒りは多すぎると上昇し、目が真っ赤になるといったように、全てにおいて関連があります。

この感情のエネルギーを溜め込みすぎると、各臓腑を傷つけ、最終的にはガン化させてしまう場合もあります。